ブルゴーニュワインの感想 改めて、テーマ見直し中

     このブログと私は行き先不明です

なせブログを書かないのか?

今年になり自分の時間が増えたにも関わらず、ブログを書かなくなったのですが、なぜか?
1.pc→iPhone
2.家飲みが増えた。
比較の中で、差異を捉えるのが面白く、3本、10本、買って飲んでいると日常になってしまい、日常を書こうという気にもなりません。そもそも、一杯、二杯で概ねわかるわけで、一本飲もうが10本飲もうが、新たな知見は無く、ばらつきがわかるだけです。本人は楽しいのですが、書くことは増えません。
ワインを理解するために、何本も買うのは合理的ではなく、二杯くらいでよいと思います。
ただ一方で、マルゲシャーマンは、13.14.15と合計30本くらいは飲んできましたが、未だに固有の個性がよくわかりませんが。あれはなんなのでしょうか。最近はランスのマイナーアペラシオンを飲んでいますが、他の個性を知るほどに、また、マルゲシャーマンが分からなくなります。
そういう評価を定められないワインもたまにあります。
3.やることが多い
休みは朝5時に起きてネットで水泳の理論を調べ、8時に朝食を食べ、9時に子供と公園にいき、韓国人の超絶フットサルを見ながら筋トレし、昼をとり、プールにいき2時泳ぎ、違う公園に行き筋トレし、かえって食べて、豆の選別をして、8時に寝る。みたいな1日をしていて、これ以上詰め込めません。
4.スイコウ
気合いを入れてpcで書くと、まとまった暁には、最初の尖りが無く面白くなくなるか、酷すぎてup出来なくなっています。なんだかな。

三度の飯よりクロールが好き

7月ー息子の引率で、プールにいき、浮き輪で浮かぶ。
8月ー息子の暇つぶしに、プールに行き、背泳ぎで、バシャバシャ浮かぶ。足の痛みが解消され、泳ぐことに積極的になる。
9月ー浮かない、泳げない、向いていないのでやめようかな?と思いもしたものの、泳ぎ方を調べ、トレーニングを最小構成に分解し、一つ一つクリアしていく。
10月ー調べる→分解→トレーニング→再構築、を繰り返す。なるべく楽な泳ぎ方を模索。50mはクロールで楽しく行けるようになりました。
そして筋トレに興味が向き、ランジを始める。
11月ー楽さより、速さに興味が出てきました。水泳のために腕立てを始めました。まだ、懸垂は、1回です。
なお、11月9日に、事故で、肋骨を強打し、アバラが痛くて身体を曲げれなくなりました。腕立てや筋トレや階段ダッシュもできません。
11月10日それでも泳ぎたく、いきましたが、痛くてクロールはできません。工夫してみたところ、右片手クロール、横泳ぎはできました。50mくらいはいけます。でも楽しくは無く、もっと力一杯に泳ぎたいです。
残念ですが当分おやすみです。

水泳のよさはいくつもあります。
まず、スキーのパラレルに感覚が似ています。スキーにはなかなか行けないのですが、水泳なら手軽でお安く、しかも、用具が、水着とキャップとゴーグルと手軽です。
次に、身体操作方法が陸上とは異なり、研究しがいがあります。
そして、人体境界線の感覚が、変わりました。
陸上では皮膚であり、服が境界線なのですが、水泳を始めてからは、境界線が無くなりました。広がる空間自体が身体に感じます。ある種全能感に近いです。
子供のころ皮膚感覚が育ち、それが他者感覚を育てました。他者感覚は自らの自我を認識し、自我が芽生えました。自我により外を認識することが、シュタイナーの意識魂の時代の働きなのですが、人体の皮膚感覚の壁があって、個体である感覚からでれません。

次に、肋骨を開き、肺呼吸を活性化させます。その結果、血流を良くします。また肩など筋肉の癒着をはがします。

ゆっくり泳げば負荷は低く、激しく泳げば激しくなります。

御老人のスイマーは毎日泳がれているようで、私もそうありたいです。出来れば、水泳→筋トレ→食事睡眠→水泳を日々繰り返していきたいです。

ラヴネ試飲会

https://m.facebook.com/events/574686869734094?view=permalink&id=574686919734089
に行ってきました。
15品+有料試飲2あり品質と特性をつかめるました。

リストを返してしまったのですが、
15ミクルスキー ムルソー
14コカール ロワゾン フルーロ シャンボール
15ジャックカシューニュイサンジョルジュオー・バ・コンブ
は、頭ひとつ出ていました。田中式採点をするなら
30点満点で、ミクルスキー18、コカール20、ジャック22です。

次点はその他赤は、品質だけみれば、ムーランナヴァンですが、ブルゴーニュの個性から大きく外れていたので、個人的には飲めません。

酷いのは
ファヴリスヴゴのヴォーヌロマネ、還元とかでは無く、不衛生な香りがあり、農薬が全面に現れ、味わいがギスギスして、バランスも悪い。
ピュリニー(生産者忘れ)のワインも酷い。樽とほとうで作られた人工的なもの。このワインの樽が全面にですぎているという話をラヴネの店員さんに話したら、寝かしたら溶け込んで良くなると言われました。分かっていない人と話す時間がもったいないので、スルーしましたが、お化粧をいいと思うのは、分かっていないためです。
あと、駄目なのは多数あるのですが、有料試飲はいけていなかったです。ワタナベさんに香りと一口いただけですが、09レザムルーズGerard peirazeau er filsですが、フラットで、構造がなく、生命感がなく、透明感無く、いいところが無い。また、96ゴーデショは香りの裏側にある酸とは違うトゲトゲ感があり、冷たく生命感が無いです。農薬の影響なのだと思いますが、この時代特有です。


ワインの足切りをするには、香りをひとかきするだけで良く、最初の印象はそのあと多くは変わりません。
今回ジャックカシューのみは、評価を上げました。

ワインを理解するのは、比較の中で行うことです。あなたがもし過去飲んだワインを思い出せ、味を口の中で再現でき、かつ、お金が潤沢にあり、健康で、時間が取れるなら、全てボトルで買い、理解しても問題ありません。
また、ワインセミナーなど、特にセールス目的で無く、講師が深く理解しているものは、勉強になります。例えば、リューディごとのエシェゾーを比較すると、結果、エシェゾーの社会的なイメージと実態のギャップに気づかされます。これは1本1本飲んでいくと、このボトルが特殊なのかどうかがわからず、着目点がぶれます。

理想は全てを同時に集め、比較です。


モンターニュドランスの比較試飲をまたしたいです。
自宅でボトルをあけ、評価していますが、効率が悪いですし、全体像を描くのにパーツが足りません。

メゾン ド モンティーユ

2015 ブルゴーニュ メゾン ド モンティー
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先月のドメーヌものに感銘を受けて、買った、メゾンものは、駄作。貴族と平民、いや、平民にはなれない庶民です。
畑がフィサンものであるところに、その一因はあります。フィサンで美味しい記憶がなく、最近では、花井屋に勧められたシルヴァン、平野弥のマルサネのジャン・フルニエ、それぞれ、ブルゴーニュに似ているけれど、そっくりさんてきな味わいで気持ちが悪い。メジャー産地の衛星産地はどうしても、メジャー産地の属国で、メジャー産地のフェイクになる。市場がメジャー産地の安価版を求める共依存です。
ここは、キッパリ、まず、ジュヴレ村より北を、ブルゴーニュから独立させましょう。
それでも安価版を作るのでしょうが、
acブルゴーニュにマルサネとフィサンとブロション(飲んだことないかも)の混入を防げます。

ジュヴレのラヴォー渓谷の北東側は、アルザスの味がするように思います。ラヴォーから北東側は、野菜を使っていればいいんですよ〜。

DOMAINE D'EUGENIE

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2014、2015.2016クロドヴージョ

このワインがダメな理由は、
・酸を削り飲みやすくしている
・酸がないことで、果実が豊かに見えている
・果実の周りをロウのようなものが覆う。
14になると、ロウの外にアルコールが分離してる。
・メオ、ロックと近い、一流の区画で、価格も同等。
しかし、品質は5,000〜10,000円。
個人的には4,500円。
・14で、ヒネを感じる。弱い?
・16で、ミントの香りがする。暑かった16でミントの香りとは、収穫はやすぎない?
・特に16年は、単純で、面白くない。
・14.16は、先日のグロフィエ レザムルーズに
粘土由来で悪い意味で水ぽく、悪い意味で焦点がぶれたところが通ずる。グロフィエは、タンニンがあったが、こちらはタンニンまで去勢されていて、中身がないのに、そこまで無くして、どうしたいのか、と聞きたい。まあ、今時の作りなのでしょう。



そもそも価格が、昔の一万円未満なら、人も好き好き、ボルドーの人ならこういうワインがいいんだろうね、と笑って済ませます。しかしながら、5万円越えなので、相応の働きを見せてくれないと文句を言われて当然です。

DOMAINE D'EUGENIE

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2014、2015.2016クロドヴージョ

このワインがダメな理由は、
・酸を削り飲みやすくしている
・酸がないことで、果実が豊かに見えている
・果実の周りをロウのようなものが覆う。
14になると、ロウの外にアルコールが分離してる。
・メオ、ロックと近い、一流の区画で、価格も同等。
しかし、品質は5,000〜10,000円。
個人的には4,500円。
・14で、ヒネを感じる。弱い?
・16で、ミントの香りがする。暑かった16でミントの香りとは、収穫はやすぎない?
・特に16年は、単純で、面白くない。
・14.16は、先日のグロフィエ レザムルーズに
粘土由来で悪い意味で水ぽく、悪い意味で焦点がぶれたところが通ずる。グロフィエは、タンニンがあったが、こちらはタンニンまで去勢されていて、中身がないのに、そこまで無くして、どうしたいのか、と聞きたい。まあ、今時の作りなのでしょう。

二宮会2 ブラインド

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1997 Chassagne Montrachet Dents de Chien
Genevieve Bonnefoy

ブランドだったのですが、サービスする前に、村とリューディを正解された方がいました。思考を完璧にトレースできるのでしょう!

残念ながら、コルクが悪く、酸化気味でした。しかしながら、ミントやアニスの香りが垣間見られました。
また、香りに躍動感が無く、残念です。
ただ、下支えする味わいには、粘り腰を発揮していました。

まあ、こんなもんです。

二宮会 1 グロフィエ

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1994 Chambolle Musigny Les Amoureuses
Robert GROFFIER

瑞々しくはある。
しかし、香りは農薬香にあふれている。
芯はなく、それが瑞々しさと組み合わさり、集中力の無さに映る。
下の重心しかなく、軽やかな瑞々しさとアンバランスに映る。
瑞々しいにも関わらず、
味の外側を荒いタンニンが覆う。

躍動感が無く、スケールが小さく、透明感が無い。

とにかく、良いところが無い、それが、グロフィエクオリティ。こんな蔵が、今もあり、2014のレザムルーズも駄作でした。(2014のグロフィエシャンボールは記憶していたものの、レザムルーズであることを、あまりの駄作に忘れていました。)

マリアージュ

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フレンチのキャトルフィーユに行きました。
持ち込みさせていただきまして、
キャトルフィーユの料理を考えた結果、モンティーユのacブルゴーニュにしました。
まず、料理はベジタリアンメニューです。
スタイルは南仏で、気取ってはいませんが、フランスの素材を使い、複数の食感を重ね、一皿に複数の味付けをし、合わせて楽しませてくれます。
しっかりとした味付けで、重く、料理の重心が真ん中から真ん中やや下に分布し、ハーブやスパイスの香り豊かです。

合わせるワインは、
・甘さで、料理を邪魔しない
・香りで、料理を邪魔しない
・複雑な料理を流すのではなく、受け止める
を意識しました。
ワイン会では、ワイン優先なので、料理優先としました。

まず、シャンパーニュ(ノンドゼまたはエクストラブリュット)は、料理に合いません。ワインが上滑りし、一緒にいただかなくてもいいです。
ただ、ムニエ主体のものにすれば合いそうで、
ジョルジュラヴァルのキュミエールノンドゼという選択肢は、あったかもしれません。

ブルゴーニュ白は、シャルドネが、スカスカで、複雑な料理に合いません。

ブルゴーニュ赤から選びました。
暑い年の、南仏を思わせるものです。09.12.15.16です。
酸も欲しいので15です。
芯があり料理にまけて欲しくないので、全房発酵です。
暑い年だと、茎の水分で、抜けが良くなります。
ヴォルネイなどいいですが、高級フレンチではないので、モンティーユ2015となった次第です。
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料理に合わせて、コロコロワインを変えると、ワインに気がいくので、料理優先であれば、一本で通したいです。神の雫では、10品の料理に、10銘柄のワインを当てていますが、ワインが目立って、料理がかくれます。
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