ありがたや
2013 Bourgogne Domaine Denis Berthaut
2013 Fixin Domaine Denis Berthaut
2013 Vosne Romane Domaine Denis Berthaut
ショップ フィッチ@某氏宅
某氏はラロマネさん復帰ブログで取り上げられたワインを購入されており、ご相伴に預かりました。ありがとうございます。
ブルゴーニュは馬小屋臭があり軽いチェリーの味わいで、個人的には好き。フィサンはシャンボールをシンプルにしてミネラル感をなくしたような味わい。可も不可でもなく購入する理由もない。ヴォーヌロマネはガリガリのフィサンに肉付きを良くしたゆったり感のあるいかにもヴォーヌロマネともいえる。まだややタンニンが硬いかもしれないが、それは比較したうえでの硬さであり、硬いとも言えない。
特段醸造に気負ったところや最新テクニックを駆使した痕跡もなく、あくまで普通に作った印象。
某氏曰く、映画をのみながらだらだら飲めて、いつも同じ味が期待できる相応な価格のワインであればいい、というニーズにはぴったりかもしれない。が、それにはヴォーヌロマネは高いかもしれない。
1992 ピュリニー・モンラッシェ・1er・クラヴァイヨン ドメーヌ・ルフレーブ
出所はしっかりしているもので、状態完璧でした。色調は年代相応よりやや若めの黄色がかった色合い。
ピュセルほどけばけばしくなく、東側のコンベットなどほど重くなく、フォラティールほど軽くもなく、正に中庸を地で行く一品。ただ、酸よりやや甘さが目立つのはここの個性だったのか、また検証してみたいです。この中庸ワインは個人的には、いつかは化けるのではないかと思っているのですが、高々23年では化けないようです。手ごわい。こちらは申し訳ないので、ハーフにとっておいてもらい、後日楽しんでいただくことにしてもらいました。
19時ごろ開始し、わいわい飲んでいたら12時を過ぎており、終電がなくなってしまいました。延長戦をお願いしたところ、下記を飲むことになったのですが・・・
2002 ムルソー プルミエクリュ 某生産者
一本開けたところ、酸化。もう一本開けたところ、酸化。そしてまた一本・・・。
計5本開けたところで正常なものが。恐ろしい。恐ろしすぎる。またさすがに夜が深まると話もきわどくなっていき、あれは正常ではなかったな・・と反省しました。自己最大の酒量でした。