ブルゴーニュワインの感想 改めて、テーマ見直し中

     このブログと私は行き先不明です

年齢に応じた健康の意味あい

息子の学校では水筒に水を入れて、学校に持参する習慣になっています。我々が子供の頃は、水道の水を飲んでいましたが、時代は変わったと思わされます。

息子の友達は、その水筒に親が「健康のため」ニガリを入れており、その子はニガリが不味いので、学校で水筒に入った水を捨てて、学校の水を入れている、ということを私に教えてくれました。「お父さん、ニガリって体にいいの?」と聞かれました。

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ボディビルにおいて、食事7割、トレーニング3割と表現されるように、食事に拘ります。
それは「健康」という曖昧、漠然とした定義ではなく、効率的に脂肪を落とし、効率的に筋肉を増やすことを突き詰めた結果、食事に拘ったのだと思います。すなわち、彼らは、体を作る要素は7割が食事だと思っているようです。
その理論において優先順位は、次の通りです。
1.カロリー収支
2.三大栄養素+食物繊維
3.微量栄養素+水分
4.食事回数+タイミング
5.サプリメント
ダイエット|栄養管理の重要度ピラミッド|AthleteBody.jp

今回このニガリは5番目のサプリメントに位置するもので、正直あまりボディメイクにおいては重要な位置にありません。では健康においてはどうか?というと、多分同じく、5番目なのでしょう。ボディメイクの考え方は原理原則に則っているように見えるので、揺るがないように思います。

むしろ、ニガリのようにマグネシウムに突出して多いようなサプリメントがいいのかは、私にはなんとも言えませんが、何かひとつも成分を大量に足すと、排出されるか、障害が起きるかのどちらかのように思われます。端的に言えば、無駄、と言えます。


ここまで考えたところ、健康とはなんなのか、ということを考えてみたのですが、通常、我々が健康を考えるときには、手が痛くなった、お腹が痛くなったなど、体の不調が現れた時です。それを改善したいがため、健康という概念が現れ、改善を図ります。
そのように体の不調を感じ始めるのは、30代〜50代が多いのではないかと思います。つまり親の世代です。親の世代は、徐々に生命力が衰え、運動もおざなりになり、体に悪い飲食が表面化し、不調を訴え始めます。ですが、子供を見てみると、大人のように乱れたPFCバランスであろうが、カロリー収支であろうが、案外多くの人は普通に生きています。

つまり、子供は生命力があるため、健康を考えた食事を大人ほど必要としない、という側面があるのではないでしょうか?我々大人の健康は、食事7割、運動3割だとして、子供は食事3割程度なのではないでしょうか?

子供が病気になるのは精神的なダメージで病気になる印象があります。
正直大人は、9割方、食べ物や運動不足だと思います。
それは、子供が我々より精神的な存在であることを示し、我々大人が物質的な存在である、と示されているように思います。

とするなら、我々大人の健康が、大方、食事7割、運動3割で作られるのに対し、子供は、食事3割、精神7割という推論が建てられます。

我々大人は、子供の頃より、この地上世界に降り切っており、地上世界で学んだ後にもう一度、子供のところまで上がれるようでありたいと思います。


まとめると、
子供にとっての健康は、精神の調和・充足。
大人にとっての健康は、食事と運動。

ああ、大人はレベルが低い。