ブルゴーニュワインの感想

     所詮感想です。

トラペ オストレア垂直

三鷹
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ジュヴレ・シャンベルタン オストレア
2012
2013
2014
2015
2016

1週間前に書いたあと、あまりに普通のことを書いていて嫌になりそのまま放置していました。トラペはヴィンテージをそのまま表現するというのが感想です。ペロミノなんかは、土壌やヴィンテージを超えたつくりをするので、トラペを好き嫌いは別にして、トラペの良さが引き立ちます。




▪️2016
オストレアはクロサンジャックの丘の下部の緩やかな斜面にある2区画から造られます。斜面は国道より北側(グランクリュより)です。国道より南側は地質が違うことが多くACブルゴーニュにされることが多く(例外有り)、ジュヴレ・シャンベルタンにおいては、南側まで村名格で作られ、村名が広すぎることに品質のバラツキを生んでいます。
クロサンジャックの丘の下部ではパカレ、セラファンが作っています。

16年ですが、濃いベリーの香と厚みのある果実感、酸味は鈍く、タンニンが主張します。
4月から7月にかけて日照時間が短く、霜で新芽が焼け、ベト病もあり収量が50%↓です。濃厚なベリーになったのは7月から9月にかけての天候の回復、2015年同等の日照で、9/22に収穫されています。

収量を落とし、ジャミーにした15のイメージです。


▪️2015
「濃いベリーの香と厚みのある果実感、酸味は鈍く、タンニンが主張します。」というところは16年と共通し、やや水分が多く、健全なブドウであったことから濁りが少ないです。ブドウの房を見ると、トラペ以外のメオやルジェもそうでしたが、ミルランダージュが多く、房の中でブドウの粒の大きさにバラツキがあります。とても大きい粒から、ミルランダージュの粒まで。
ミルランダージュの影響か、タンニンが今は引っかかります。

▪️2014
2015に比べて、比べなくてもですが、粒が均一です。
非常に綺麗で濁りなく、酸があり、チャーミングです。
4月から6月にかけては2015と同じ日照を得ています。
7月から9月にかけて日照が落ち、雨が降っています。
収穫前に雨が降る年はみずみずしいワインに仕上がり、1982など代表されます。収量は平年。

▪️2012
先に12の話にします。
4月から6月にかけて寒くミルランダージュと少しの雹害があり、7月から9月にかけて天候が回復する、2016と似たパターンです。
12年はスケール感があるものの、酸の低さからか、芯がありません。

▪️2013

2013年ブドウ
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惨憺なブドウ。綺麗なブドウが取れた14年と比べてしまいます。2月から7月まで日照量が少なく、気温は2ヶ月後に来るため9月まで気温は上がらなかったのでしょう。その結果が、10月5日収穫となったと思われます。
意外にも病気は少なかったとのことです。

リリース直後は、酸っぱく仕上がりで、13は谷間と思いました。あれから4年近くが経ち、変わってきています。
ミネラル(灰や鉱物)のニアンスが他の年と比べて出ています。それに伴い、他の年より芯を感じられます。
酸がはっきりしているため、抜けが良く、全体を引き締め、たるんだ12.15.16のようにはなりません。
果実の甘みは少ないです。

14との違いは、一言でいうなら密度の違いでした。
13も14もさっぱりしていますが、13は酸によりさっぱりに見えているように思います。

シャンボール (1)

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@表参道〜 第2回 〜
シャンボール・ミュジニー村 2014

いただいた順に。
・2014 la Pousse d'Or Chambolle-Musigny
最もクリーンに仕上がっています。裏を返せば、最も内容がないとも言えます。粘土より岩を感じさせるキャラクターで、表土は薄そうな印象。儚いニアンスが、後ろ髪を引かれる。

・2014 Arnoux-Lachaux Chambolle-Musigny
ボリュームはあるが、芯がありません。
樽香に隠されて香は見えません。
粘土ニアンスが出ていますが、密度が低く、最初のプスドール村名より密度は低いです。
本日最低評価でした。

・2014 Bruno Clair Chambolle-Musigny Les Veroilles
一見、薄く厚みがないように見えます。
ですが、芯があり、余韻にて最も現れているのが、内側から味わいが湧いているようです。粘土石灰の個性が出ています。香に目を向けると、華やかでシャンボールとなっています。白い花と蜜。

リューディはボンヌマールの上、マルヌの粘土を含みます。上部に森があり、一部は午後日陰になりやすいです。
本日一番。

・2014 Jacques Cacheux Chambolle-Musigny 1er Cru Les Plantes
プラントなのに超合金的味わい。畑の優しさが出ていない。駄作。

・2014 la Pousse d'Or Chambolle-Musigny 1er Cru Les Charmes
記憶にありません。

・2014 Hubert Lignier Chambolle-Musigny 1er Cru Les Baudes
味、香に焦点がぶれて乱視のよう。それがヴォーヌロマネのように複雑さになっていない。また、香、味わいにエッジがなく、習字で止め跳ねをいい加減にしたよう。
また透明感はない。
Baudesでいい印象のものは記憶がなく、また今回も。

・2014 Jean-Jacques Confuron Chambolle-Musigny 1er Cru
人工的。

・2014 Serafin Chambolle-Musigny 1er Cru Les Beaudes
人工的。

・2014 Robert Groffier Chambolle-Musigny 1er Cru Les Amoureuses
この中のプルミエクリュでは1番よい。
密度があり、味わいと香りにエッジがあります。
透明感と酸がある赤果実がチャーミングです。内側に引き締めるようにある力は、素晴らしいです。
ただ、香の伸びやかさ、スケール感のなさは残念です。そのため、ブラインドで出したら、よく出来た村名と思われるかもしれません。

・2014 Perrot-Minot Chambolle-Musigny 1er Cru La Combe d'Orveau Vieilles Vignes Cuvee Ultra

果実が豊か。ボディがグラマラス。甘みが豊か。芯や陰影はない。贅肉だらけのワイン。

読まなくてもよいです。

教科書的な世界観とは逸しています。

共感は得られないでしょうね。

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これまで、プロジェクトマネージメントやら受注やらをやってきたが、部署異動があり、QAに異動させていただいた。性格上そちらの方があっているようで楽しくやらせていただいています。

仕事が変わると読む本も変わるようで、ついこないだまでは、細胞内におけるタンパク質の合成についてネット9割や本1割で調べていたのですが、今年に入り、人智学の西川隆範さんの本を読んでいます。

人智学の本は気が向かなかったのでここ数年読んでいませんでしたが。

ネットを調べると、約20種類アミノ酸(内、人体で作れないものが9種類)を摂取して、細胞内でアミノ酸からタンパク質を作るそうで、では、植物はどうなのかというとどうも植物は水と空気とミネラルからタンパク質を作っているようで、なんだかおかしいな、と思うのです。

タンパク質の合成の話において、書いている人は、動物目線か、植物目線になっており、アミノ酸を作れる・作れないのONOFFが遺伝子レベルで説明しているものを明確に見つけれませんでした。

結局人間は、アミノ酸を植物のように造れるのか、作れないのか、作れないとしたら植物と決定的に何が違うのか?

だってですよ、細胞の構成は、細胞壁葉緑体などがないだけで、基本的な構造は同じです。だとしたら、基本的なアミノ酸の造る機能は同じなはずで、何が違うのかよくわからないのです。

 

科学を見る限りでは、人間でも植物と同じように、水と空気と硫黄があれば、タンパク質は作れそうです。むしろ、20種類ものアミノ酸を摂取して、細胞に必要なだけ取り込み組み合わせる方が煩雑で、効率が悪いと思われます。まあ、思うだけですが。

ただですね、

脂質、糖質、タンパク質

と食物を分類したときに、糖質が太ると言われているのですが、それもよく理解できないんですよね。だって、糖質はミトコンドリアがエネルギーを生み出すために燃焼しているのに、なんで、太る(脂質)に転化するんでしょうね?

カロリーと脂質、混同しているのではないですかね。

 

ちょっと脱線しましたが、

動物も、実は、ベースは、水と空気と硫黄から自分の体を作っていると思います。

ベースといったのは、外部から摂取した脂肪やアミノ酸を流用することもあるのですが、ベースではないと、何となく思っています。

 

そんな気分の中で久しぶりにシュタイナーの本を読まさせていただいているのですが、シュタイナーも同じことを考えているんですね、うれしいです。

「わたしたちは、食べ物という物質で生きているのだ」といわれるかもしれません。そうではありません。「人間はおよそ7年ごとに新しい体を持つ。体は、常に改心されている』としばしばお話してきました。八年、十年前に体の中にあったものは、今はもう体内にありません。爪を切り、髪を切り、汗を書くことによって、体内にあったものは出ていきます。あるものは早く、あるものはゆっくりと出ていきます。人間は絶えず何かを分泌し、新しい素材を受け入れています。『食べたものは校門から出て、また尿として出ていく。人間は一戸の管だ。食べて、しばらくの間保持し排泄する」というように人々は考えています。しかし、本当の人間の中には、地上の素材は何も入っていきません。事実はこうです。例えばジャガイモを食べるとき、ジャガイモの中の何かを摂取するということは、全く問題ではありません。ジャガイモのはたんに顎や喉を刺激するものにすぎません。ジャガイモは、いたるところに作用します。そして私たちの中に、このジャガイモを排泄するための力が生じます。そしてジャガイモを排泄するときに、物質的な素材からではなく、エーテルから私たちが7年の間に構築するものがやってきます。私たちは本来、地上の素材を何も必要としないのです。私たちがものを食べるのは、単に刺激を得るためなのです。私多胎は情報にあるものから体を構築しているのです。何かを食べ、しばらく体内に保持し、そして排泄すると考えるのは、全く事実に即していません。そのような家庭は単に刺激を与えているだけなのです。このような過程を通して、エーテルから力がやってきます。エーテルから私たちは体のすべてを構築しているのです。私たちが食べ物を必要とするのは事実なのですが、私たちはその食べ物を摂取するのではないのです。中略。食事をするということは、しっげきを与えるということを意味しているにすぎません」

 

この後のシュタイナーの説明を掻い摘むと、「エーテル体を取り込み、人間のアストラル体エーテル体を壊し、人間のエーテル体に作り替え、エーテル体が体を作る。肉食では、動物は植物にアストラル体の力を加え肉を形成しておりその肉を摂取することは、十分に人間のアストラル体を働かせることができず、アストラル体エーテル体を従えることができず、肉体が精神を支配することになる。」といっています。これにより、アストラル体エーテル体を支配できず、エーテル体にゴミがたまり、体にゴミがたまり、ゴミが癌化するそうです。

 

ちょっと話が遠くに飛びましたが、アミノ酸は体が作っているように思います。

またエーテル体というと、分かりにくいのですが、その一端に「味」というものも含まれていると思います。

また、ワインで、「垂直性のエネルギー感がある」「浮遊感がある」「重く沈む」「味わいが整理されていない。混とんとしている」など、その最たるものです。

味わいがお話になるようなものが良いワインといえます。反対に、ティスティング用語の単語でしか羅列できないものは、飲むに値しないものです。

ワタナベさんに「良い悪いは好みだ」といわれて、すぐ反論できませんでしたが、やっぱり良い悪いは好みではありません。まったく違います。好みは100%関係ありません。普遍的な良し悪しがあります。

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このような話をオカルトとして、排除されます。

オカルトを嫌がるのであれば、初詣やハロウィンをやめるべきです。

(私は初詣やハロウィンや神社や寺は怖いので近寄りません。

 山道に地蔵があれば、薄気味が悪る悪くて。

 伊勢神宮に一回いきましたが、表通りの明るさと一歩裏に回った時の薄暗さの

 コントラストが不気味で好きにはなれません。

 あと、御茶ノ水のロシア系のキリスト協会も不気味で嫌です。

 ただ、理論としてこの世界を説明するには、科学だけでは

 理論として不足していると思います。

 科学を、生物学などを含めて、素粒子論だけで説明しようとするようなものです。

 それでは足りないです。)

 

タンパク質の合成を科学の面だけで説明しようとしても、

植物にできて、人ではなぜできないのか等説明は難しいと思われます。

それは基盤のハード面は同じなのに、アプリ面での仕様の違いがあることにより説明できないのと同じような問題であると思います。

科学が扱うのはハードであり、アプリの面に言及できません。

「科学的」なスタンスをとるのであれば、仮説を立て、事実と無矛盾であれば、いったん受け入れるというスタンスであるべきだと思います。

理論は、所詮理論で、現実とは違うと考え、心情的なオカルトを私は嫌いなのですが、理論としてオカルトを一端受け入れ、批判の土壌に挙げることは有意義なことだと思うのです。

コート・ド・ニュイの北から南まで

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・2014 Thierry Mortet Chambolle-Musigny 1er Cru Les Beaux Bruns

 薄っぺらく、さっさと飲んでしまうべき一品。

・2014 Serafin Gevrey-Chambertin Vieilles Vignes
以前、セラファンを好きで、調べた記憶があり、ラボーの下あたりにセラファンは村名格を多く有しており、vvもそこにあると思ったのですが、検索してみたところ、

「畑は村の北側、Brochonよりに位置する。畑の一部は、1級Lavaux St JacuqesやPetite Chapelleに隣接している。」

とのことで、当たっていたようでした。

経験から、ジュヴレの北側(東側)の村名格は、やせたワインになり、それを無理して美味しく見せようとするので、しょうもないワインが出来上がります。そこから漏れず、ちゃんとしょうもないワインでした。

セラファンは90年代など、ゴリゴリで10年以上熟成させないと飲めたものではなかったのですが、最近のものはもう飲めるのですね。

しょうもない区画の14年は、更にしょうもないワインに仕上がります。リリース当初は果実で飲ませることができますが、果実が引いてきたこの段階ではちょっと辛いかもしれません。


・2014 Hubert Lignier Morey-St.-Denis 1er Cru Les Chafotts

こじんまりしていて、これで5000円くらいなら飲んでもいいですが、16000円ではだれも買いません。


・2014 Michel Gros Nuits-St.-Georges 1er Cru

今日一番おいしかったワイン。
重心がやや低いです。
アタックからアフターまで味が途切れず綺麗に流れます。
包容力があり、濃くもなく、タンニンも優しく、ふわふわしています。
単純なニュイサンジョルジュの印象よりも、スパイスや焦点を絞らせないような味であり、そこにヴォーヌロマネ的なニアンスを色濃く見ます。
また、味わいにいろいろな要素が見られ、複雑性に富んでいます。

 

検索してみると、

「ニュイサンジョルジュの北に位置してお互いに近いところにある二つの畑から構成される。レ・ヴィニュロンドとレ・ミュルジェという畑で丘の斜面を三等分したらその一番下のところにあって、濾過作用の良い砂質の土壌がある。」

とのこと。

なるほど、ヴォーヌロマネのニアンスを感じるのは、同じ丘のニュイサンジョルジュであることから妥当であり、2つの区画をブレンドしていることから複雑さはあるわけですし、下部の畑であることから、重心がしたであることも妥当です。

砂質土壌であることから、重心が下であっても、ふわふわ感があり、タンニンが優しくなることも妥当です。

特に、ミュルジェはいい畑です。


・2014 Jean-Jacques Confuron Nuits-St.-Georges 1er Cru Aux Boudots

印象に残っていません。


・2014 Jean Grivot Vosne-Romanee 1er Cru Les Chaumes

2002年をリリース後に飲んだのが最後でしたが、成長していません。
無難に作り、チャレンジやポリシーを感じれません。
ニュイの名声に胡坐をかいた味です。
本日の中で、ある意味、最もクズなワインです。

・2014 Claude Dugat Gevrey-Chambertin 1er Cru
ブレットが僅かに混じっています。
ブレンドしたもののうち、どれかにブレットがあったのだと思います。
不味くて0点です。

・2014 Robert Groffier Chambolle-Musigny 1er Cru Les Sentiers
最初香りだけを取った時にはいいと思ったのですが、
着席し味わってみると、補糖感が強く、未熟な酸とアンバランスになっています。
葡萄に農薬を多く使ったときにでる、ちぢこまった味がします。
早摘み感もあり、よくよく見ると、複雑さが欠如し、物質的な味わいのみが陳列されています。
グロフィエは2000年後半から良くなったと聞いていたのですが、
良いのは区画だけで、
畑仕事も、醸造も手抜き、
センスが無いから、物質的な味わいだけで満足し、精神性が無い。
以前として3流です。

こんなワインが大手を振っているのは、消費者が一流を求めていないからです。


・2014 Jayer-Gilles Echezeaux du Dessus
縮こまった味わいで、冷たい。
味わいが中心部しかなく、上と下がない。
確かに余韻は長いが、下とはちょっと違う。(うまく言えません)
デュデュスのみで作るからこんな感じになってしまうのであり、ちゃんと上の区画と、下のヴージョを入れたら完成するのですが、(ヴージョは無理ですが)。
エシェゾーなんか、そもそも大した区画ではないのですから、単一リューディにしてしまうと、味が足りなさ過ぎて飲むに堪えられない。
ジャイエジルはこの畑に誇りをもっていると思うのですが、無駄な誇りだな・・と思います。
そんな硬くて冷たいデュデュスを寒い14年に仕込むので、当然より冷たい味になります。ソムリエの方が「この前02を飲んだら美味しかったですよ」と言われましたが、02であれば冷たい味が補われるので、比較にならないのですよ。

これが熟成するかと聞かれると、
どんなけおいても、硬くて冷たいこれは、よりドライで頑固になるしか思い浮かべれず、20年たとうが、開くこと信じている人は「まだ早いな・・」という言葉で未来を信じるのでしょう。

ダメなものはダメ。


・2014 de Montille Clos de Vougeot

15年のミタンが良かったので、期待していたのですが、普通の仕上がりで、肩透かしに会いました。
素朴で綺麗で、全房発酵感が全く感じさせませんでした。
これこそ、時間を置いたら、大きく化けるかもしれません。

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最近思うのですが、ブルゴーニュの粘土の重さが絶えれなくなってきております。

ミッシェルグロが良かったというのも、砂地だったからかもしれません。

あまり好きではないので、酷評しかできないのかも。

話10分の1で流してください。

コーヒーの木を北半球に植えたい

コーヒーの木はコーヒーベルト(Wikiより)で生育されています。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/fe/Bean_belt_%28top_20_coffee_producers_2011%29.svg

では生産地は暑いかというと、

コーヒーノキ(コーヒーの木)を育てるのに適した環境。置き場所と冬越しは?|花時間

コーヒーノキの基本データ
学名:Coffea arabica
科名:アカネ科
属名:コーヒーノキ
原産地: エチオピア
和名:コーヒーの木
英名:Arabian Coffee
生育適温:15〜25℃

 

ということで熱くありません。標高が高いが故に、コーヒーベルトであっても生育適温になるのです。しかしながら、実体としては、赤道直下のため日当たりが強く

「コーヒーは、日光を好む植物にもかかわらず、日当たりが強すぎると元気がなくなってしまうのです。そのため、産地では、コーヒーの横に少し背の高い木を植えて、日差しを和らげることもあります。コーヒーのために日陰を作ってくれるこの背の高い木のことをシェイドツリーと呼びます。」

https://www.agf.co.jp/enjoy/cyclopedia/flow/know_02.html

 

というように、日陰を作って、太陽の日差しからコーヒーノキを守っているのです。

 

そもそも植物の光合成の波長は

https://jspp.org/media/images/hiroba/essay/nagatani_f1.jpg

https://jspp.org/hiroba/essay/nagatani.html

の赤色の波長から光合成をおこなっています。なので、赤道直下の日差しがつよい(青色の波長、紫外線が強い)ところは、栽培に適していません。

また、赤道であれば夏至の時期の日照時間は確か12時間程度、ブルゴーニュで14.5時間程度なのです。植物が成熟するには、日照時間が重要なことはご存知だと思います。

例えば、1日2時間長ければ、一カ月で60時間です。うろ覚えで申し訳ないですが、ジャッキーリゴーのヴィンテージチャート100年の本に、180時間でまずまず、200時間でグレートヴィンテージ、などの記載があったと思います。

コーヒーベルトより、ワインの産地であるブルゴーニュなどのほうが、
・大気の層が厚いため、紫外線などから守られる。
・気温は、生育適温に近い
・日照時間が長い

ということから、

今のコーヒーベルトの地域は、コーヒーの育成には適していない、と考えられます。最適地は、葡萄の産地であろうと思います。

 

美味しくない、ブローズン、フィサンなどから、コーヒーの木を栽培していってはどうでしょうか?

そのあたりはやはり土地が高いので、シャンパーニュであってシャンパーニュではないバールとか、いいかもしれません。

第9回ファインズチャリティ試飲会

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■ブシャール ペール エ フィス2016

ジュヴレシャンベルタン、シャンボール、ヴォーヌロマネ、ニュイサンジョルジュ1erカイユレと、ニュイはやる気が感じられない。薄いのは好きなのだが、薄いだけというのは良しとしない。収量が多くて早摘みなのであろう。

一方で、ルコルトンはよく、他のボーヌはダメ。

ルコルトンは薄いといえば薄いが、数年後、良くなっていくであろうことが感じられる。

 

■ドメーヌ・プリューレ・ロック

故アンリ・フレデリック ロックが1988年に立ち上げたドメーヌで、ロックは最後まで試行錯誤を繰り返していた、未完の人である。一度だけお会いしたことがあるが、非常に真面目で繊細な印象を受けた。

未完ではあったがそのスタイルは、品位のあるフィリップパカレであり、格調高いものであった。もし、あと10年、20年、続けていたら、遅咲きではあるが、完成に至ったのではないかと惜しまれる。

この日、出店されていた方にいろいろお伺いすることができた。

・ラドワ2015:コメント省略

・ニュイサンジョルジュプルミエクリュ 2014

・ニュイサンジョルジュ プルミエクリュ VV 2012

・ニュイサンジョルジュ クロ デ コルヴェ 2011

ニュイサンジョルジュはどれも素晴らしかった。

以前ワタナベさんに飲ませていただいた2009年コルヴェはジャミーで伸びやかさが無かったが、11年のそれは伸びやかで酸がありとても素晴らしかった。出展者さんも09のロックはまだ硬いと言われていた。時期尚早だったのかもしれない。

ノーマルプルミエクリュ、vv双方良かったが、個人的にはノーマルプルミエクリュのほうが伸びやかで良い。

2012年のvvをこの後飲むのであれば、いつ頃がおすすめか聞いたところ、2,3年後とのこと。むしろ11年のほうが晩熟であるとのことでした。

 

最近、収穫時期が9月前半になっているそうで、それでもロックは遅いほうとのことでした。それについては、最近の早摘みの流行だからではないですか?と聞いたところ、糖度の上がり方が早くなっていると言っていました。温暖化だと。

うーん。世界的には温暖化していないのですが、因果関係が違うのではないかと思っています。引き続きウォッチしていきたいです。

 

 

なお、ロックの死は急なものであったが、プリューレ・ロックは今後も継続してワインを作っていくそうである。今後どうなっていくのか見守っていきたいです。

貴重なワインをありがとうごいました。

 

■ドメーヌAFグロ

あまりいいイメージが無かったドメーヌで、2003年ごろ飲んだのが最後だったように思います。

・ボーヌ・レ・モントルヴィノ・ブラン1級2017

ブルゴーニュピノノワール2014

・ヴォーヌロマネ オーレア2015

・ヴォーヌロマネ クロドラフォンテーヌ モノポール2014

・サヴィニーレボーヌ クロデゲット2014

・リシュブール2013

 

ボーヌブラン1級とブルゴーニュピノノワールが良かった。

ブルゴーニュピノノワールはポマールの下部の区画で、タンニンが優しく、薄くふわっとしていて深みのある味わいでいい。また上澄みの軽い香りにACブルゴーニュとは思えない繊細さがあり、非常に好みでした。ただ値段は4千円を超えるので、値段的には村名相当とかんがえれば、お得感はなく・・・。やや残念。

 

リシュブールはそのACブルゴーニュの延長にあり、特に軽い部分の香りに複雑さがあり、いつまでも香りを取っていたいワインで、この日一番であった。

収穫時期はなんと10月で、2013年が寒くなかなか完熟しなかったことがうかがえます。早摘みにない複雑さがありました。

 

■蛇足 DRCエシェゾー 2003

恐ろしく臭い。

コーヒー焙煎

ここ、半年、二週間に一回、月5キロ程度コンスタントに焙煎をしています。その中で、思ったことです。

1)COEがない

生豆の仕入れにて、ほとんどCOEがないです。

10年くらい前は、COE1位とか、簡単に購入していましたが、あれは何だったのでしょうか?

値上がり?競争の激化?

よく分かりません。もう一度飲みたいですね。

2)焙煎

日々焙煎技術は向上していまして、ムラや10円ハゲはなくなりました。ほぼ合格水準以上になります。その中でも勘違いしていたことをあげますと、

・豆は火で焼くのではなく、2分前の熱で焼く、という認識に立ち、2分後の温度を考えて火をコントロールする。

・そのため、今の焙煎機でバンパー操作はいらない。屋外焙煎のため、むしろ熱を逃がさない措置が必要であった。

・蒸らし?、直火?、重要ではない。

・二ハゼ後、冷却して、ハゼを止めなくてよく、自然にハゼは進ませたい。

・ムラの原因は、不揃いな粒、豆の量に対して、最初のうちの火が強く、均一に熱が加わらないことが挙げられる。

・ハンドピックでは、欠点豆のほか、ピベリーも弾く。

3)抽出

ハンドドリップで行うとき、湯温が、大事。常に湯温を100度にすること。

また、ネルにすること。

抽出しおわってから、次のお湯を注ぐこと。

温度を上げることがえぐみにつながると考えていましたが、えぐみのある豆でなければ問題ありません。

えぐみのある豆であれば、えぐみはでます。むしろ豆を溶かし、抽出した方がいいと思います。

4)最近購入した豆

昔から良い産地は良いですね。

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高いですが、ブルゴーニュワインと比べると常識的な高さです。私にはブルゴーニュワインはあの価格に見合うだけの価値が感じられません。

懐かしい

とらたぬさんのWebサイトを久しぶりに見ていました。

toratanu.blogspot.com

お店のワイン会募集しか見ていなかったのであれですが、

世紀のワイン会、これは、すごいですね。

toratanu.blogspot.comもう何が何だか・・・

ここまでやれたらブルゴーニュは楽しいですよね。

うらやましいです。

メオ、脱線

1月18日 メオ村名16年水平 ヒロヤさん

 

★フィクサン2014,2015,2016
★ジュヴレ・シャンベルタン2016
★モレ・サン・ドニ2016
★シャンボール・ミュジニー2016
★ヴォーヌ・ロマネ2016
★ニュイ・サン・ジョルジュ2016
★ポマール2016
☆サン・ロマン2016

ヴォーヌロマネ以外ネゴシアン名義。

すべてインポータさんはフィネス。

フィネスさんからワインの説明をいただき、ヒロヤさんがサービス。

 

感想

・ネゴシアン名義はスケールが小さく、悪くないが、費用に見合わない。これは印象変わらず。

・メオさんは、ドメーヌ、ネゴシアン関わらずすべて選果台の最後に立ち、醸造は基本同じように行っているとのこと。

・一方でドメーヌ名義のヴォーヌロマネの垂直的な広がりとミッドが欠如していないことは、畑が斜面上下に分かれ中央部分が無いのにも関わらず、驚きです。これって、中央部の村名じゃない畑を足していないとできないですよ・・・。

 

・近年糖度の上りが早く、9月上旬の収穫になっているとのこと。これでもメオは遅いらしい。収穫が以前より10日早くなっているとのこと。それは消費者の嗜好に合わせてではないと言われていた。温暖化の影響だ、とのこと。

・この手の話はやや信じがたい。というのも、温暖化は誤報であったのでは?事実無根の話だと理解していたが、生産者が糖度が上がるようになったというなら、温暖化を裏付ける事実となるが・・・、信じがたい。

・逆に温暖化しており、それが原因で収穫が早まっているのであれば、葡萄が熟さない要因となり、複雑さの欠如をもたらすため、非常に危機的である。

 

・確かに昨今のブルゴーニュはエレガントではあるものの、複雑さが欠如している。それもこれも、収穫が早いことに起因している。そこまでは事実なのであるものの、それが温暖化(笑)が原因とはちょっと思えない。が、まあ糖度が勝手に上がるなら、そうなのかもしれない。いつか時間ができたら、積算温度をチェックしてみたい。ですが、そんな時間も取れそうにないです。

 

・こうして村名格をまとめて味わってみると、分かることは、村名格なんて飲んでも意味ないな…、やっぱり斜面の中央部を飲まないとだめだな・・・ 、フィサンは中央部だったかもしれないですが、あんな村のワインを飲んでも意味ないですね・・・。へき地は「いいもの」ができないが故に僻地です。ここでいういいものというのは、ヴォーヌロマネを頂点とした個性・長所を「いい」と定義しており、そのロジックで別のところで作っても、ヴォーヌロマネに劣るから、僻地でして。

 

・かねてから申していましたように、ブルゴーニュは土壌(ジュラ紀中期~後期)の斜面に意味があり、村名格になっているところは、残念ながら集積土壌がおおく、ブルゴーニュを飲む目的になりえないです。ただ、例外はあるので、ヴォルネイとか、そういったところは大事にしたいです。

ただ、そう考えてしまうと、1級以上の畑はもう飲み物としてコストが上がりすぎており、厳しいですね。

 

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余談

マリアージュとかありますが、端的に申しますと料理にワインは合わないと思います。お茶とか、水のほうが、邪魔せずよいかと。

会わない理由を挙げてみます。

・アルコール度数が高く、料理の邪魔をする

・果実感が料理の邪魔をする

・甘い場合があり、料理の邪魔をする

・熟成した場合、美しくない場合料理の邪魔になるか、ワインが単体で美しい場合は料理が邪魔になります。

ナチュラルチーズの香りは、往々にしてワインの邪魔になります。

・磯臭さは、ワインの邪魔になります。

・肉の匂いは、ワインの邪魔になります。*

 

*は特に主観的。ボルドー的な、タンニンを多く含むものを飲まないためかもしれません。

 

ローヌや、新世界のものは違うかもしれません。飲まないのでよくわかりません。

とはいえ、ひらまつでルソーとお料理を食べていた時は大変満足でしたが、そこまでしないと満足されないというのは、そもそも合わすことが困難であって、そこに技術で合わせてきているだけで、やっぱり合わないのではないかな・・・と思うのです。あの時は料理代よりルソーのほうが高かったですし、それって、支従逆転で、ひらまつの料理を食べに行きたかったというより、ルソーが飲みたくて、ついでにひらまつの料理を食べに行ったところが多分にあり、突き詰めると、ひらまつの料理はなくてもよかったわけでした。

 

しいていうなら、美味しいパンとシャンパーニュは幸せですね。

 

 

ブルゴーニュは高くて手が出なくなったのもありますし、またブルゴーニュの粘土感が、最近うっとおしいと思うようになってしまったのもあり、私はブルゴーニュから離れています。

今日は、以前買ったラマルシュのヴォーヌロマネ・ショーム10年を飲んでいたのですが、これは6~8本開けたなかでも3番目くらいにコンディションがよく、まあまあ楽しめたのですが、粘土がうっとおしい・・・。もういいか・・・、と思ってしまいます。

なので、もし、まだラマルシュが普通に買えていたら、11年~15年のものが在庫にあふれかえっていて、「グランドリュならいいけど、1er以下ならいらんがな」的な感じになっていたと思うので、高騰して品薄で助かりました。

ラルロももういらない。

シャブリはムートンヌなら飲んでもいいけど、それ以外はいらない、

ムルソーは、グットドールか、ペリエールなら飲みたいけど、高いし、樽が売っとしいことが多くていらない、

ピュリニーは赤なら。あ、売っていないし!

あの人は死んじゃったし、あっちの人は死にそうで高騰しまくっているし、DRCはアレだし。

ヴォルネイ飲みたいけど、結構高いし、うーん。

美味しい繊細なボーヌを飲みたいな。どこにあるんだろう?

 

メルマガのタイトルの「人気のフーリエ」「ヴォギュエ入荷」「デュジャックが作るマール」など見て、いまだにこんなものが本当に美味しいと思っているのかな…こんな3流の生産者を・・・。

もはや作り出された、ハリボテで、高くてだれももう飲めないから好きなことをいっている的な・・・・。

 

マルゲ アンボネイ2010

昨年末、マルゲのワイン会にいき、

リューディーシリーズ2012から、アンボネイ2010、アヴィーズ2012、キュヴェ ジェスタン06,07等をいただきました。

アンボネイは酸化がすすんでおり、不味かった印象でした。マルゲはもたないのかね、、、という話をしていたのですが、実家にある同じヴィンテージのアンボネイは熟成感は年相応よりややちょっとあるものの健全で美味しく…。ロット差はあるにせよ、ブノワライエ会、マルゲ会ともにほぼ全滅というのはどういうことなのかと思います。


思えばあそこで頂いたワインは全て元気が無く、キュヴェジェスタンに至っては沈黙でした。エネルギーを奪われていたのでしょう。


コンディション不良はセラーの問題。

エネルギー消失はソムリエが味が暴れていたから調整した、ということを言っており、それが影響していそう。

また、店内の装飾が、軽く上っ面で、それがワインに顕れているかのよう。