ブルゴーニュワインの感想

     所詮感想です。

フランソワジェルべ

銀座屋さんにフランス語としてはジェルべが近いと教えていただいた。

2014 ヴォーヌロマネ オーレア フランソワジェルべ


07プティモンより力強く、タンニンがある。繊細とは現時点でいえない。また、香りより味わいが中心で、いい意味でのピンボケ感がない。単純で素朴。

あと7年したらいいかもしれない。

これがよければオーレアを追加したいと思ったものの、ピントはこなかった。残りを飲んで変わるかな。

括目せよ

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男子、三日会わざれば刮目(かつもく)して見よといいますが、ワインは3年会わざれば、というところが経験則であります。

まずポールペルノですが、2年前に飲んだ時より味わいに深みが出ているように感じました。特にクロドラガレンヌは鏡面的なテクスチャーが磨かれていたように感じました。バタールは、昨年末に花井屋の店長に『シュヴァリエ みたいなアルザスがあるよ。最近のアルザスはすごい』とすすめられて買った、花井屋の息子さんが勉強に行っている蔵のワインを思い出しました。蜜香や貴腐がうるさいワインで、ピュリニーじゃなくてもいいワインで響きませんでした。


メオですが、こちら抜栓から1月でダメな可能性大と言われたのですが、むしろ抜栓直後よりもふくよかさがでていて美味しいとのこと。15年なのですが、しぶといですね。多分、一度閉じたら二度と開かないかもしれません。

さて、メオですが全く印象が違いあんなに駄作だったメオが進化していました。店長曰く、『14年頃から変わり始めたかも。昔のタルタルした姿は消えた。オレゴンで作り始め吹っ切れた?』


昔はお値段との見合いがつかず、樽が目につき内容が薄く、良くも悪くも貴族的で地酒感がない仕上がりだったのを記憶しております。15年は素朴さがあり、自然体になっていました。人がいいというスタイルではなく好きなものを作った印象です。

コルトンペリエールは、コルトンというと野暮ったい印象がありますが、実に洗練されてかつグランクリュの力強さがあります。スマートなスタイルで無駄がないです。ただその反面、余韻が短く、すぐ去ってしまう印象でした。

ヴォーヌショーメは、垂直性は無いものの、複雑さが素晴らしいです。ちょうど異なる二点からの音によるハーモニーとでもいうのでしょうか。ヴォーヌロマネらしく、味わいの間に隙間があり、解釈の余地があるゆとりがいいです。そして甘くやや切なく、酸が低い。


最近、好きな村を聞かれたら、ヴォーヌ村とピュリニーと言いたくなってきました。田中さんからは面白くない!と言われそうですが、ビジネスと趣味の違いではないかと思うのです。

ビジネスとしては、未開のゾーンを開拓しマーケットを作らないとビジネスになりませんが、未開の地でも、美味しいものは高く、ヴォーヌが1万円で、未開のワインが7千円。でもマイナーで日本にはないみたいな感じで、であればそこの酒屋でヴォーヌ村の買います。という感じです。


ブルゴーニュ はマンネリとの闘いですが、このように今まで肩に力が入って上手くなかった生産者が、肩の力が抜け作りたいものを作り出せる変化に触れられる楽しみがあります。

 

ワタナベさん

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ワタナベさんとゴールデンウイークに飲んだときに、これ飲む?ときいたところ
興味がなくルフレーブを開けていましたが、ルフレーブはイマイチな状態で、
締まらない状況でした。
その数日後、幼稚園経営をされている近所の方から誘われて、駅前のお店にワインを
持ち込んで飲もうということになったのですが、手前にあったこれを持っていきました。これがプティモンに期待するイメージとぴったりで、うれしくなってしまいました。この生産者は初めてだったので、ほかのヴィンテージも飲んだ上で、よく考えてみようと思います。
ああ、ワタナベさん好きなワインだったのに!

熱意を感じます

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ラマルシュは、ラックが正規インポーターなのですが、エクセラというインポーターもあつかっているようです。東北のワインショップからセールで購入したとき、エクセラものとラックものがきました。そのときには、11年のショームを6本購入し、一本がラック、5本がエクセラでした。

本当はエクセラから飲んでいき、最後にラックをと思っていましたが、間違えて二番目にラックを開けてしまいました。

エクセラの印象は、硬くゴツゴツした印象で時間が経つと開いてきましたが、ラックは最初から開き、華麗なワインでした。


平野弥さん曰く、熱がはいると風味が飛び、硬く感じるとのことで、エクセラは典型でした。


今日のエクセラは10年のショームで、これがエクセラは最後です。やはり、ゴツゴツした味わいです。残念なインポーターです。


なお、となりの写真のワインは、95ピュセルなのですが、さすが海外酒販。熱が入っています。

熱意を感じます

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ラマルシュは、ラックが正規インポーターなのですが、エクセラというインポーターもあつかっているようです。東北のワインショップからセールで購入したとき、エクセラものとラックものがきました。そのときには、11年のショームを6本購入し、一本がラック、5本がエクセラでした。

本当はエクセラから飲んでいき、最後にラックをと思っていましたが、間違えて二番目にラックを開けてしまいました。

エクセラの印象は、硬くゴツゴツした印象で時間が経つと開いてきましたが、ラックは最初から開き、華麗なワインでした。


平野弥さん曰く、熱がはいると風味が飛び、硬く感じるとのことで、エクセラは典型でした。


今日のエクセラは10年のショームで、これがエクセラは最後です。やはり、ゴツゴツした味わいです。残念なインポーターです。


なお、となりの写真のワインは、95ピュセルなのですが、さすが海外酒販。熱が入っています。

表参道会

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1990ドメーヌドラルロ ニュイサンジョルジュ クロドフォレサンジョルジョ

 

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2007 ドメーヌルロワ ニュイサンジョルジュ1er レボード

1980 ラマルシェ マルコンソール

1998 ミニュレ・ジブール エシェゾー

1982 トマモワラール エシェゾー

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簡単に。

モワラールは農薬の味。硬く収縮して不自由な味。ラマルシェは自由なふわふわした味であるものの以外に酸がしっかりしている。昔のラマルシュの評価が低い理由が分からない。マルコンソールはあまり好きではないが、ラマルシュはうまい。ミニュレは想像は抽出が強いイメージであったが、見事裏切られ、本日もっとも繊細な造り。近年のワインといわれても賛同してしまう。98からこんな作りだったのかと今日一番驚きました。素晴らしい。ルロワは、まだ硬く閉じこもっており、自分で開けるならあと5年以降にしたい。内容が充実しており、スケールが大きく異次元であることを再確認。他のワインとは比べ物にならない。

何を基準にするかで一番が変わる、
①偉大さ・複雑さ・奥行ならルロワ。直線的で、実体的な評価軸。
②繊細さなら、ミニュレジブール。折り目の綺麗さ、整理整頓された箱庭。
不定形なら、ラマルシュ。焦点が定まらない、にじみ絵の世界。

そのどれもがブルゴーニュらしく、それぞれが相反する世界観であった。

砂糖にたよらない・・・訳にはいかない

先日ラルロの醸造長と話をした中で、補糖の話をお聞きした。
なるべく熟度を上げるよう必要に応じておそ摘みをするそうであるが、
糖度によっては1次発酵の際に最後に補糖する場合もあるとのこと。
天候に恵まれた15年でさえ、補糖するものがあったということです。

ラルロでさえ補糖するというのであれば、他のブルゴーニュは補糖をもっとしているのであろう。(早摘み生産者においてはもう補糖必須ですよ。)

テロワールテロワールと言っておきながら、テロワールと関係ないものを積極的に使う姿勢には問題があるのではないかと思うのです。糖度が上がらなければ、そのような年であるため、テロワールに従い、そのまま作ればよいのですが、商売上かやらない。
言っていることと、やっていることが食い違うのはよろしくありません。

砂糖に頼らないブルゴーニュというのを徹底してほしいと思います。

 

シャンパーニュ

じゃあシャンパーニュは?といいうと、1次発酵で11度。2次発酵のためにティラージュし2次発酵で12~3度、最後にドサージュもしています。砂糖まみれといってもいいです。

解決策としては、畑で砂糖を作るしかないのかも。いや、それもねじ曲がった結論でその年の葡萄由来のもので作ることから逸脱しています。シャンパーニュを作るにはテラージュをしなくてはならず、24g/lの砂糖を加えて1度あげるなんて・・・。

 

テロワールというのは何だろうと思ってしまいます。

シャンパーニュは半分ギャグなのかな。田中さんはシャンパーニュはカクテルだと言っていましたが、それもそうなのかもしれない。

 

しかし、見ようによっては、補糖でテロワールは歪まないと開き直る考え方もあるのかもしれない。ワインのキャラクタ、精神性、流速、立体感、香り(花、鉱物、皮など)は補糖によらないとも。

補糖で歪むもの、歪まないものを消費者は理解し、楽しめということなのかもしれない。であれば、補糖しないものの味わいを理解しないといけないのですが、存在しないものは味わえないので、これまた困難。あああ無念。

ラルロ来日

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ラルロ初来日記念ワイン会 | 美味しいワインと出会う旅 - 楽天ブログ

にお邪魔しました。

 

白ワイン
2015 de l'Arlot Côte de Nuits-Villages Blanc Au Leurey
2015 de l'Arlot Nuits-Saint-Georges Cuvée La Gerbotte
2013 de l'Arlot Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos de l'Arlot Blanc

ラルロをいろいろ飲んできましたが、白は数回しか経験がありません。完璧に無視していました。ラルロといえば赤のイメージですが、白もいいですね。ただ、ニュイで白を作ると硬くなりすぎるイメージがあり、好んで飲みたいと思いません。

13年がこの10年でもっとも大変だった年とのこと。

熟度が上がらなく、上がるまで待ったとのことです。熟度が上がらないときは上がるまで待つドメーヌの方針だそうです。

15年はストレスを感じさせないキャラクタで、13年はストレスフルな大局的なキャラクタです。軽いニュイヴィラージュと中が詰まったジルボットで、ジルボットは最後まで残して楽しみました。一方で13のラルロブランは重く屈折しています。ニュイサンジョルジュは屈折することが似合わないので、微妙。

 

赤ワイン
2013 de l'Arlot Côte de Nuits-Villages Clos du Chapeau
クロデシャポーは口当たりはいいのですが、石灰が前面に出すぎ、チャーミングすぎる果実感が、徐々に飽きてきます。これはラドワのキャラクタに共通した印象で、飲み飽きします。

2013 de l'Arlot Nuits-Saint-Georges "Le Petit Arlot"
2013 de l'Arlot Nuits-Saint-Georges 1er Cru Cuvée Les Petits Plets
2013 de l'Arlot Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos des Forets Saint Gerges
2013 de l'Arlot Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos de l'Arlot Rouge

プティプレが最も上澄みのフラリーな香りが軽く、エレガントです。
プティプレは上部に伸びる香りと中央部の集中力とアフターの存在があります。何よりほかのどれと比べても瑞々しさがあり、エレガントです。重すぎるフォレサンジョルジュ、やや悩んでいるラルロよりバランスがいいです。

2013 de l'Arlot Vosne-Romanée Villages ( Les Shuchots j.v)
2013 de l'Arlot Vosne-Romanée 1er Cru Les Suchots

どちらの2品もいつも通り重心が高く、やや作為的な味わいに仕上がっています。青いタンニンがまだ多く残っており、今後昇華するといいのですが、どうでしょうか。

 

13年のラルロはやや微妙だったと思います。頑張ってはいるのですが、内容に乏しいです。

 

醸造長のニュイサンジョルジュ観、ラルロは醸造長でスタイルが変わるかといったことをお聞きしました。ニュイサンジョルジュはフェミニン。土臭くはない。ジュヴレのプレモーの畑に似ているかと聞いたところ、畑の周辺環境が異なっているため、似ていないとのことです。自社畑以外で好きな畑はカイユレとのことです。醸造長以外のメンバで80%が決まっており、スメのスタイルを継承しつつ、方法論としては醸造長ごとに全く異なるとのこと。前任は決定した方針に従い、遂行するタイプで、現醸造長ジェラルディンヌ・ゴドさんはその日のティスティングでその日の方針を判断するそうです。

多分、ラルロでは栽培と醸造の役割分担が明確に決まっており、最後の味付けが変わるイメージと理解しました。

 

ドメーヌ・ド・ラルロはスタイルが一貫しつつも、その年のキャラクタに大きく触れる印象があります。ニュイ・サン・ジョルジュのスタイルを考え、ヴィンテージを選ぶなら、近年であれば12年や15年なのでしょう。15年のラルロは値上がりしたので全く飲んでいなかったのですが、やや興味がでてきました。

マルゲ来日

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1. Shaman Grand Cru 2013(PN,Ch)

2. Shaman Rose Grand Cru 2014(PN,Ch)

3. Ambonnay Grand Cru 2012(PN,Ch)

4. Avize-Cramant Grand Cru 2012(Ch)

5.Les Crayers Grand Cru 2012(PN,Ch)

6. La Grande Ruelle Grand Cru 2012(PN)

 

アンボネイのワイン尽くしであり(一つアヴィーズがありますが)、ほかに、別生産者のアンボネイとブジーが出ていました。それがだれかは、開示されませんでした。(聞き忘れたのかもしれません)

 

写真の石はマルゲが持ってきたアンボネイのもので、チョークです。

触ってみると、手が白くなるほどであり、もろそうでした。

 

アンボネイ尽くしのおかげでアンボネイの個性が分かってきました。

隣のトレパイユとは違い酸は優しく、左のブジーと異なり重さと沈むことがないようです。ただ、ここで感じた酸のやさしさはマルゲの完熟ゆえなのかもしれないのですが、他の生産者のアンボネイも同じように酸を感じさせなかったので、そういうものだと思います。

 

ブノワ(マルゲ)自身、フランクな方で、ふわふわした人でした。そんなブノワとアンボネイは似通った個性のようです。天を意識してワインを作っているそうです。

 

Shamanはいずれも甘く、ドサージュをしているのではないかと聞いたら、そうではないと答えていました。しかし、インポータ資料ではドサージュをしているようで、多分しているように思います。あまり好きになれません。

アンボネイ11年はこの日の中ではもっともよかったのですが、ちょうど一年前に飲んだ10年のものと比べると、静謐さに欠けていました。

 

そもそもなのですが、この日のワインは皆暴れており、席に着かない生徒のようなクラスの味わいで、多分、当日移動でワインを持ち込んだことが影響しているのかもしれないと思いました。

リューディで仕込まれたクレイエール、リールは・・・悪くないのですが、心に響かないというか、迷っているようなところがあり、響きませんでした。

 

マルゲ、好みじゃないのかな、10年のアンボネイはもっと内的に張り詰めたものがあったのに、今日のワインはすべて外向的で、違うな・・・と。それをぶつけてみましたが、田中さんから「あの人と作ったワインではないということなんですが、触れてはいけないところです。」と日本語でいわれました。

あの人とはジェスタンであり、ジェスタン好きじゃないけどな…とモンモンしていました。

 

数日後、マルゲ11年のルパルク(リューディ)を自宅で飲みました。これは3カ月程度セラーで保管していたものです。これは、最高でした。

確かに軽いアンボネイのキャラクタなのですが、内的な心の落ち着きがあります。また、クレイエールやリールと異なり、厳かな雰囲気があります。

10年のアンボネイもいいのですが、ルパルクの威厳はもっといいと思います。